『喜ばれる人になりなさい』ーお母さんへの感謝を忘れない本

喜ばれる人になりなさいサムネ

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「喜ばれる人になりなさい」

それは他人の視線や他人からの指示を大切にするということではなく、自分の人生を生きるということ。

それが自分を育ててくれた母親への1番の恩返しであり、自然と運もめぐってくる。

まずは人に喜ばれることによって、結果的に自分も幸せになれる。

この記事では、そんなことを教えてくれる著書『喜ばれる人になりなさい』の紹介と要約を通して僕が学んだことをまとめていきます。

目次

『喜ばれる人になりなさい』の紹介

  • 著者 永松 茂久
  • 出版社 すばる社
  • ページ数 321ページ
  • Kindle Unlimited対応(2024年10月時点)

『喜ばれる人になりなさい』の著者は『人は話し方が9割』も書いている永松茂久さん。

3坪のたこ焼き屋から、口コミだけで県外から毎年1万人を集める大繁盛店を作り、2020年のビジネス書年間ランキングでも日本一に輝いた著者の実話をもとにした作品。

幸せな人生を生きるために、母が教えてくれた大切な「たった1つ」の教え。

喜ばれる人になりなさい。

読むだけで自己肯定感が上がり、お母さんへの感謝の気持ちに気づける、とても心温まる1冊です。

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『喜ばれる人になりなさい』の要約

この本読もうと思ったのは、タイトルにもある「喜ばれる人」とはどんな人か気になったからでした。

この本を読む前に僕が思っていた、喜ばれる人の考え方は次の通りです。

  • 他人の評価を1番気にする
  • 自分にいっぱいうそをつく

ただこれは、喜ばれるではなく、「人に媚びる」ということ。

人の目ばかりを気にして自分を生きていないと、結局は人を愛することは出来ない。

『喜ばれる人になりなさい』で1番伝えたいことは、「喜ばれる人になる」ことが人生の幸せの最短距離だということです。

そう考えることができれば、結局は喜ばれる人になり、結果として自分が喜べる、それが1つの幸せの形であると述べられています。

この本ではそんな永松さんの自由奔放な母とのストーリーが展開されています。

自由すぎて、一瞬「えっ?」と思うような場面もありますが、常に相手を喜ばせることを考えて仕事をする母。

そんな母からいつも繰り返し言われてきたことが「喜ばれる人になりなさい」。

3坪のたこ焼き屋から始まった永松さんの夢は、自分の利益だけを考えているうちはなかなかうまくいきませんでした。

そんな時に、母の教えを思いだし再出発すると、口コミだけで県外から毎年1万人を集める大繁盛店を作り、2020年のビジネス書年間ランキングでも日本一に輝きます。

終盤では母親の子供に対する本当の想いを知ることができ、途中で読むことをやめることができなくなるくらい、感動のシーンが続き、涙が止まりませんでした。

自分の母親もこんな気持ちで思ってくれているのだろうか。

そう考えると、いてもたってもいられず、母親に電話をしてしまいました。

『喜ばれる人になりなさい』はそんな母の教えから人生を幸せに生きるために大切なことを学ぶことができる1冊です。

印象的だった場面と要約の補足

『喜ばれる人になりなさい』は母とのこんな会話から始まります。

「神様なんていないに決まってるじゃん」「ううん、いる。それはね、『おかげさま』っていう神様。あなたが着てる服、履いている靴、これは全部〈おかげさま〉がつくってくれたものなの。~中略~一等賞は困った人を助けるために神様たちがくれるものなのよ。だからあなたは喜ばれる人になりなさい」 「喜ばれる人?」 「そう。あなたが人から喜ばれる人になること。それが私の夢」

著書『喜ばれる人になりなさい』より引用

自分のつくったものが誰かに気に入られ、喜んでもらえる。

お金のために仕事をすると考えてしまうと、全然いいことがないように思えてしまうが、誰かが喜んでいる姿を想像して仕事をすることに喜びを感じることができればそれ以上の幸せはないです。

そしてそう思っていれば自然と運が巡ってくる。そんなことを教えてくれます。

お金と仕事についてのマインドを学ぶなら

お金のために仕事をする。

そんな考え方をすると仕事がつまらなく、きついものになってしまう。

そんな時に読んでほしい1冊です。

お金持ちのお金に対するマインドを学ぶことができます。

→金持ち父さん貧乏父さんを読む

またこの本では、人には次の3つの大きな心理があると説いています。

人が持つ心理
  1. 人はみんな自分のことが一番大切な存在であるということ。
  2. 人は誰もが自分を大切にしてほしいし、認めてほしいと願っているということ。
  3. 人は自分のことを理解し、大切にしてくれる人のことを好きになるということ。

これを見ると人は誰もが自分が大好きで、油断をすれば自分のことしか考えられなくなる生き物です。

「まずは自分を幸せにしよう」というテーマの本も多く出ているが、それに対して永松さんはこう書いています。

「まずは自分を幸せにしよう」という言葉がある。これは半分は真理だ。しかしもう半分は 「まずは人に喜ばれることによって、結果的に幸せになれる」

著書『喜ばれる人になりなさい』より引用

自分のために頑張るではなく、誰かに喜ばれることで自分の人生を生きる意味を見つけられるかもしれない。

そんな考えを教えてくれる1番身近なお手本が「母親」です。

お腹を痛めて子供を産み、子供の将来のために自分をも犠牲にできる。子供が幸せなら自分も幸せ。

そんな母の生き様はこの本でいう、「喜ばれる人」まさにそのものなんです。

この本を書いた目的を永松さんはこう言っています。

1つめが、読んでくださる読者の方にお母さんの存在の大切さを再確認していただくために。  2つめが、母・たつみの自由奔放さを通して、今、家事、子育て、仕事をがんばっている世の中のお母さんの自己肯定感を上げるために。  そして3つめが喜ばれる人を増やしていくために。

著書『喜ばれる人になりなさい』より引用

喜ばれる人になることだけでなく、頑張り屋さんのお母さんたちのことも考えたというところに、相手の気持ちに寄り添うことができる永松さんだからこそのやさしさが感じられる1冊だと思います。

自分を大切にしたい時に読みたい1冊

人生をより良くするにまずは自分を大切にすることが大事です。

上手くいかない。そう思ったときに読んでほしい1冊。

自分が悦る習慣を身に付けましょう。

→自分をよろこばせる習慣を読む

『喜ばれる人になりなさい』まとめ

『喜ばれる人になりなさい』は心優しい永松さんだからこそ書くことのできる、心温まる家族愛が詰まった1冊でした。

子供の幸せが母にとっての最高の恩返し。

この本を読むと感謝の気持ちをお母さんに伝えたくなりますよ。

shu

『喜ばれる人になりなさい』はこんな人に読んでほしい!

こんな人にオススメ
  • 他人の評価ばかりを気にする人
  • 毎日家事や育児を頑張っているお母さんたち
  • 喜ばれる人になりたい人
ねずさん

心が温まる本だったね!

shu

お母さんの子供への優しい気持ちを体現した本でとても感動する1冊!

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この記事を書いた人

・鹿児島県在住の30代、平凡な社会人
・妻の退職をきっかけに、お金や人生に悩む
・現状を変えるためにしたことが「読書」
・妻と幸せな人生を送るために全力疾走中!

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